アパレル企業の経営戦略 -戦略的意思決定の実証分析-

令和3年7月10日発行、ISBN978-4-9912152-0-9、A5版・160ページ
【著者】武 学穎
【発行】山代印刷株式会社出版部
【定価】1,760円(税込)
本書は、アパレル企業の経営戦略、特に自主企画機能と直営店出店に関する戦略的意思決定について、定量的なアプローチからの実証分析を試みた専門書である。中小企業がそのほとんどを占めるアパレル産業において、企画から生産・販売までを手掛ける垂直統合型のSPAビジネスモデルを採用した企業は経営パフォーマンスを高めている実態が明らかとなった。本書は過去のアパレル産業の発展の経緯を紐解き、競争的な市場環境の中でどのようにしてアパレル企業がたくましく生き残るための努力を続けてきたのかを詳細に論じている。変化の激しいアパレル産業の将来を考える上でも重要な示唆を与えてくれる一冊である。
目次
| 第1章|アパレル研究の概要 |
|---|
| 第2章|アパレル産業の市場構造 |
| 第3章|データの概要 |
| 第4章|アパレル製造業のパフォーマンスに関する実証分析 |
| 第5章|アパレル製造業における自主企画機能に関する実証分析 |
| 第6章|メーカー系アパレルSPA企業の直営店出店戦略に関する実証分析 |
| 第7章|アパレル製造業のブランド戦略に関する日韓比較 |
| 第8章|おわりに |
| 補論1|企業パフォーマンスの分析 |
| 補論2|直営店の回帰分析 |
| 参考文献 |



