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賀茂注進雑記

1973年3月1日発行 A5版・本文1色刷・上製本(口絵2頁・本文185頁)
【発行】賀茂別雷神社
【定価】3,300円(税込)

徳川幕府の命で編纂された上賀茂神社の由来と現状

江戸時代に第五代将軍徳川家綱の命により、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の由来並びに現状について神職が調査してまとめ、幕府に納めたものを「賀茂注進雑記」といいます。その後、昭和15年に出版物として刊行され、昭和48年に再刊されました。
昭和48年版の在庫が神社内で保管されていましたが、第42回式年遷宮事業として『賀茂別雷神社史料』刊行を機として、神社に関する基本資料として『賀茂注進雑記』を頒布することとなり、弊社が委託販売させていただくことになりました。
※古本ではありませんが、発行後50年近く経過しております。

上賀茂神社研究の必携の書

『賀茂注進雑記』は徳川家綱の命により賀茂別雷神社の由来並びに現状について、賀茂別雷神社の神職<社家(社司・氏人)>が寄り合いのうえ、調査註記し、延宝8年6月幕府に進納したものです。①当宮本縁、②祭礼、③神宝・神服・祭器等、④斎院、⑤行幸・官幣・御幸・附 祈願・霊験等、⑥造営、⑦社家、⑧神領の8項目に分け、神社について説述しています。賀茂別雷神社研究に必携の書として、明治39年『続続群書類従』に採録され、昭和15年皇紀二千六百年記念事業として刊行され、昭和48年当神社第40回式年遷宮事業として再刊されたものです。

目次

第1章|当宮本縁
第2章|祭礼
第3章|神宝・神服・祭器等
第4章|斎院
第5章|行幸・官幣・御幸・附 祈願・霊験等
第6章|造営
第7章|社家
第8章|神領

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